今木智彦 プロフィール

 

指揮者、ファゴット奏者。大阪府立夕陽丘高校音楽科、東京藝術大学、同大学院を経てスイス・ドムズ財団奨学金を授与され2013年カールスルーエ音楽大学大学院修了。

 

ファゴット奏者としては、ソリストとしてジャン = ジャック・ カントロフ指揮ワルシャワ交響楽団、田中祐子指揮名古屋室内管弦楽団と共演。賞歴はフロインデンクライス- 室内楽コンクール優賞、大阪国際音楽コンクール2位他。2008年東京でのリサイタルデビュー以降これまでに日本、韓国、ドイツ、オーストリア、 スイスの数多くの音楽祭にソリスト、室内楽奏者、オーケストラ奏者として参加する他、ユーディ・メニューイン財団主催”ライブ・ ミュージック・ナウ”など、内外で幅広く活動。

 

指揮者としてはこれまでにセントラル愛知交響楽団をはじめ、オーケストラ・アンサンブル金沢、ジャパン・アカデミー・フィルハーモニック、名古屋室内管弦楽団、センチュリー室内管弦楽団、東海メールクワイアーなどに登壇。

 

2018年、作曲家の新実徳英氏の新曲”Omnia Mutantur”「万物は流転する」の世界初演の際には

副指揮者として携わり、公演の成功に貢献した。

 

2019年夏にはオペラ・クラシカ・ヨーロッパのツアーに招かれ、ルーマニア・コンスタンツァ国立歌劇場管弦楽団、同合唱団、ドイツ・ラインマインフィルハーモニー管弦楽団、アメリカ・北コロラド大学合唱団と共にドイツ、ベルギーを巡り、各地でスタンディングオベーションの喝采を得た。

 

2023年山田貞夫音楽財団第5回指揮者オーディションにて、山田貞夫音楽賞並びに特選受賞。

 

現在はセントラル愛知交響楽団アソシエイトコンダクターを務めるほか、センチュリー室内管弦楽団ミュージックアドヴァイザー、少年少女合唱団「空」の指揮者を務める。